女の賞味期限「クリスマスケーキ」を政府統計から徹底検証してみた

こんにちは、たとえ話評論家のヒデヨシです。

 

なんて美味しそうなクリスマスケーキ!

クリスマスシーズンには欠かせない存在ですね。

今年、「クリスマス女子シングル」みたいに年末オリンピックに臨む女性の皆様、

「女の賞味期限はクリスマスケーキみたいなもの」

というたとえ話をご存知でしょうか。

これは女性の年齢と男性からの結婚対象としての需要度を表しているたとえ話です。イメージ的には以下の通り。

12月23日
クリスマスケーキは準備され、予約殺到の人気ぶり

12月24日
売り切れ御免!ケーキを食べてホーリー・ナイト☆

12月25日
クリスマス当日。もちろん美味しくいただけます!

12月26日
在庫処分。お正月モードに入り残ったクリスマスケーキの味も落ちる

12月27日
まだ・・・食べれる??というかもうクリスマスケーキ買う人いないよね。

といった具合に、日にちごとのケーキの需要と女性の年齢的な需要を対比してたとえられています。

そこに警鐘を鳴らすのが「たとえ話.com」。たとえ話マニアとして、女性をクリスマスケーキにたとえるのは適切なのかを生物学・統計学の視点から検証してみました。

目次

  • 生物学から見た女の賞味期限
  • 結婚年齢から見た女の賞味期限
  • 現代版「女の賞味期限」のたとえ話
  • 実際にインタビューしてみた
  • まとめ

 

生物学から見た女の賞味期限

まずは女性の生殖能力からみた女の賞味期限を調べてみました。

通説ではありますが、下の表1からもわかるように女性の生殖能力は年齢とともに卵子の量・質ともに低下していきます。[1]

 

また、年を重ねるとともに生産分娩率も低下していきます。生産分娩率とは流産せずに無事に赤ちゃんを生むことができた人の割合です。下の表2は不妊治療におけるデータですが、25歳をピークとして年齢とともに生産分娩率が下がっているのが分かります。

生物学的にみると、年齢を重ねるごとに生殖能力が低くなることが分かります。

特に20代中盤から衰え始めるという結果からも女性の生殖機能の低下、すなわち生物的な「賞味期限」をクリスマスケーキでたとえるのはあながち間違ってはいないようです。

 

結婚年齢からみた女の賞味期限

次は結婚年齢からみた女性の賞味期限を調べてみました。

内閣府の統計によると、女性の初婚年齢は年々上昇傾向にあります。女性の平均初婚年齢は2013年で29.3歳、第一子の平均出生時年齢は30.4歳となっており、晩婚化・晩産化が進んでいるという結果になっています。[2]

年間の婚姻数全体に占める女性の高年齢化も進んでいます。下のグラフは初婚女性の婚姻件数の割合を年齢ごとにまとめたものです。[3]

平成5年(1993年)では25歳で結婚する女性の割合が最も多くなっていますが、ここ20年でそのピーク年齢は高くなっています。また、平成25年(2013年)のグラフに注目すると10年前に比べて30〜31歳のところでグラフが逆転しています。

すなわち、30歳以降に結婚する女性の割合が増えているということですね。

平成5年なら女性の賞味期限をクリスマスケーキにたとえてもよさそうですが、近年の晩婚化を加味すると、クリスマスケーキにたとえるのは間違いと言えるでしょう。

 

現代版「女の賞味期限」のたとえ話

日本における婚姻件数はここ20年で緩やかに減少しており、2014年には64万3749組となっています。[4]

しかしながら、婚姻数が減少しているにもかかわらず初婚女性の高年齢化が進んでいるということは、高年齢でも結婚のパートナーとして多くの人が求めていると捉えることができます。

先ほどのグラフでも10年前に比べて30〜31歳以降に結婚する女性が増えているということは、クリスマスシーズンを越えてもまだまだ求めている人が沢山いるということです。

クリスマスが終わり、年末から年越しにかけて需要の高まるものはずばり、

おせち料理 です!

年末から年明けにかけて需要が高まり、保存がきくため年を越してからも美味しくいただけます。大人の女性の醸し出す雰囲気と、おせち料理の何となく落ち着いた雰囲気ともマッチします。さらに何より縁起がいい!

三が日いっぱいまで食べるとすると12月31日から1月3日までとなり、年齢になおすと34歳まで需要があるということになるでしょうか。

ということで、たとえ話.com的には、現代女性の賞味期限は「クリスマスケーキ」ではなく「おせち料理」でたとえるという結論となりました。

 

実際におせちレディーにインタビューしてみた

今回の記事を執筆するにあたり、「おせちレディー」である看護師(27歳)女性の友人から数々のアドバイスや論文、統計情報を提供していただきました。執筆にご協力くださり本当にありがとうございました。

さて、アドバイスや情報提供をいただきましたが、おせちレディーであるからには本記事の感想を聞いてみない訳にはいきません。アラサー女性として、今回の記事を読んでいただき率直な感想を聞いてみました。

===以下、いただいた感想===

おせちかー(笑)。クリスマスケーキに比べたら渋いなー(笑)。おせちかー(笑)。

でもまあ、おせち料理はクリスマスケーキみたいに可愛くないかもしれませんが、正月に向けてお母さんが手間暇かけてつくってくれたり、伝統の味とかもあってその人の歴史が色濃くでる料理ですし、保存もきくので長く味わえたりと、的を得た良いたとえだと思います。

クリスマスケーキの賞味期限は、信じたくないけれども、いよいよ自分もその歳になってしまったのか・・・と、お腹の底にズドンときますね(笑)。

でも、クリスマスケーキの売れ時に第1次の結婚の波がくる女性にとって、あるいは波が一旦落ち着いたけど親や親戚からドヤドヤ言われる時期の女性にとって、明日への活力になるような、そんな記事だと思います。

世の男性にも読んでいただいて、女性達はこんな目に見えないプレッシャーと日々戦っていることを知ってもらいたいですね(笑)。

今の自分の味を受け止めて、毎日自分の味を磨く。

「おせちは一日にしてならず」ですね! 私も頑張ります!

===以上===

「おせちは一日にしてならず」というフレーズは、日々味を磨いて女性としての魅力を上げていくという意味でも納得です。

おせちレディーとしての率直な感想、ありがとうございました!

 

現代版、女の賞味期限は「おせち料理」でたとえよう!

アラサー女性(おせちレディー)のみなさま、いかがでしたか。

生殖能力的には若い年代より不利となるのは仕方ありませんが、30代に入っても結婚している女性は多いということがわかりました。

今や婚活は大きな市場となり様々なイベントが毎日のように企画されています。もしあなたがアラサーでクリスマスシーズンを越えていたとしても、おせちレディーとしてまだまだ求められていると日本の統計が示しています。

「おせちは一日にしてならず」の言葉もいただきました。何事も日々の努力の積み重ねなんですね。

素敵なパートナーと出会うため、美味しいおせち料理を目指して今日から新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

この記事が一人でも多くの女性の勇気になれば幸いです。

Merry Christmas & A Happy New Year !

 

以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。

ヒデヨシ

 

Photo by Janie, Taichiro Ueki, Baala / flickr

 

【参考・引用】

[1] 厚生労働省『知っていますか?男性のからだのこと、女性のからだのこと〜健康で充実した人生のための基礎知識〜』
http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=144718&name=2r98520000035kxv_1.pdf

[2] 内閣府『平成27年版少子化社会対策白書』第一部 第一章「少子化の現状」
http://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2015/27pdfgaiyoh/27gaiyoh.html

[3] 厚生労働省『平成25年人口動態統計月報年計(概数)の概況』
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai13/dl/gaikyou25.pdf

[4] 厚生労働省『平成26年(2014)人口動態統計(確定数)の概況』
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei14/index.html

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