『たとえる技術』は作家・脚本家・表現者必読の一冊でした

こんにちは、たとえ話評論家のヒデヨシです。

「宝石箱のようにキレイな海鮮丼」

「ひまわりのように明るい笑顔」

「もみじのようにまっ赤な君の頬」

こういったたとえ話は物事の情景をとてもキレイにイメージできますね。

単純に「キレイな海鮮丼」「明るい笑顔」「まっ赤なほっぺた」と表現するよりもずっと想像するのが楽しく、簡単になります。

情景を繊細に描写できるたとえ話は作家や脚本家、あるいはお笑いなどの表現者にとっては欠かせないもの。

とはいえ、オリジナリティがあり印象に残るたとえ話を作るというのはなかなか難しい。

そんなときに持っておきたい良い本を見つけましたので今回紹介します。

 

『たとえる技術』でオリジナリティのあるたとえ話をつくろう

『たとえる技術』(せきしろ 著、文響社)は、オリジナリティのあるたとえ話をつくる際に役立ってくれる一冊です。

本書は、具体的でオリジナリティのあるたとえ話が数多く収録されているのが特徴。

その数、ざっと数えてみて700はあろうかというボリュームです。ことわざ辞典でない形式のたとえ話の本では最も多く紹介されているのではないかと思われます。

また、誰でも簡単に作れるように、すべてのたとえ話が「〜のような」「〜のように」の形式で表現されているのも特徴です。

一つのテーマを様々な角度から見何通りにも表現してくれているので、読んでいるだけで表現の幅が広がります。

 

本書に載っているたとえ話は太字や大文字で書かれており、以下のように索引もわかりやすく分類されているため、目的のたとえ話を見つけやすくなっています。

特徴:
形、色、動き、天気、季節、学校、得意分野、著名人、動物など

状態:
大小、広狭、長短、アウェー感、ホーム感、偶然、待つ、絶望、別世界、無関係、運命的、その場しのぎ、流れるなど

感情:
驚き、寂しい、優しい、孤独、悲しい、後悔、つまらない、信じられない、罪悪感、ありがたい、戸惑い、悔しいなど

 

また、「会話を長持ちさせる方法」「コミュニケーションをとりやすくする方法」「ピンチを切り抜ける方法」など、日常生活でも役立つたとえ話の用法も数多く紹介されているので、実用書としても活用できそうです。

 

誰でも今すぐに使える「学校」のたとえ話

せっかくですので、読んでいてすぐに使えると思ったテクニックを一つ紹介します。

それは「学校でたとえる」というテクニック。

具体的な例を少し紹介しましょう。

  • 午後の授業のように眠い
  • プレパラートの上のカバープレートのように壊れやすい
  • 突然の自習になったときのような喜び
  • 体育館の天井に挟まったバレーボールのようにどうすることもできない
  • 学校を休んだ日のような空

いかがでしょうか。

わかりやすいたとえ話は「イメージしやすい」「共感できる」ことが不可欠です。

そんなとき、学校をつかったたとえ話は、話す人も聞く人も共通で持っている認識があるため、イメージしやすく共感できるたとえ話をつくることができます。

コミュニケーションをするときのちょっとしたアクセントになりますので、是非活用してみてください。

 

まとめ

あらためて、本書は作家・脚本家・表現者などオリジナリティのあるたとえ話を作りたい人にとっては必読の一冊です。

印象に残るたとえ話を作るためには、ものごとを繊細に感じ取り描写する力が必要になります。

細かすぎて伝わりにくいたとえ話も一部ありますが、本書を読んでいると表現の幅はこんなに広いものなのかと世界が広がった気持ちになります。

たとえ話辞典として、実用書として、暇つぶしの一冊として、手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

ヒデヨシ

5 件のコメント

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